網羅的に金言を学べる書籍、「20歳のときに知っておきたかったこと」
◆20歳以上でも必読。自分から抜け落ちてる観点に気づこう
月並みな考え方や行動から抜け出し、素晴らしいことを起こそう!という観点から書かれたビジネス本。「5ドルを2時間で可能な限り増やしなさい」というテーマで行われている授業シーンから始まり、読み進めていくにつれて貴方はいかに我々の思考が常識にとらわれているかに気づくことになります。
ちょっと考えてみてください。
「5ドルが入った封筒があります。この封筒を開けた時から2時間がスタートします。来週のこのクラスの時に、この5ドルを可能な限り増やしてきて、グループごとにその結果を発表して下さい。」
あなたはどんな案を考えますか・・・?
(スタンフォードの学生の例を下に書くので、ここでまず考えてから続きを読んで下さい。)
●本で紹介されている学生の実行例1
「5ドルという金額にとらわれないようにしよう。1ドルもないと思って、0からお金を生み出す方法を考えよう。」
⇒行列のできる人気レストランで並び、あとから来たお客さんに場所の権利を売る
●本で紹介されている学生の実行例2
「自分たちの持っている価値はスタンフォードの学生であることだ。それを売ろう」
⇒クラスでの発表(3分)で3分間の企業CMを流し、企業から600ドルもらう(スタンフォードのビジネス系の授業を取っている学生に一気にアプローチできるのは企業としても欲しい権利だろう)
なかなかおもしろい発想ですよね。
ここ以外でも、ところどころ輝くところ、ハッとさせられるところ、自分の人生に落とし込んでいかせていけそうな部分が多い本でした。自分に抜けている観点を埋めていくという視点で読むと面白いと思います。
◆メモしてしまった金言
「最高のチームプレーヤーは他人を成功させるために労を惜しまないものです」
「引き出しに買いだめしたサンキューカードを入れておいて、こまめにカードを送りましょう」
「全ての当事者が勝つような方向で交渉することを覚えましょう」
「目標を絞り、ひたむきに努力すれば、幸運が舞い込む確率は上げられます」
ここら辺の言葉は好きでメモってました。皆さんも手にとって見ることをオススメします。